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【KnowledgeWing通信(for LEADER版) 2005年5月31日 第9号】

このメールは、富士通講習会にお申し込みいただいた責任者の方、セミナーや
展示会にご来場または名刺交換をさせていただいた方、また各種資料をご請求
いただいた方にお送りしております。

 ■配信中止・アドレス変更に関しては、本メール文末をご覧下さい。

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IT技術者のスキル把握は欠かせない!?
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 5月に入ってから、暑くなったり寒くなったり、落ち着きのない陽気が続いて
います。地球環境のバランスが崩れている影響なのでしょうか。体のバランス
も崩さないよう体調管理には十分気をつけたいものです。

今回は、企業を取り巻く環境の変化という視点で、人材育成上の重要なテーマ
として「スキルの把握」を取り上げます。


∞【目次】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1. 社員のスキルアップに必要な支援とは・・・
2. 人材像の設定の参考に!・・・ITスキル標準
3. スキルの棚卸しを継続的に行うことの大切さ
4. スキル診断ツール「SkillCompass/ITpro」導入事例のご紹介
5. 読者アンケートご協力のお願い
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ The possibilities are infinite ∞∞∞∞


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1. 社員のスキルアップに必要な支援とは・・・
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キャリア開発プログラムを導入する企業が増えています。

社員が自分のキャリア目標を定めて自発的に学習し能力を高めていく。そして
企業側は人材開発費用をより効率的・効果的に活用し、市場の環境変化に即応
する・・・という考え方が主に大手の企業を中心に広がりつつあるようです。

もちろん、能力開発を社員に任せ放しにしているという訳ではありません。
企業側として、「こんなスキル・能力を持つ人材になって欲しい!」という、
いわゆる「あるべき人材像(もとめられる人物像)」を明確にして、これに向
けたキャリアパスやスキルパスを明示し、研修プログラム等により社員の能力
開発をサポートすることが大切です。

ここで次のような課題が見えてきます。

 「あるべき人材像をどのようにして明確化するのか?」
 「今の社員のスキルレベルはどれくらいなのか?」

今回は、この2点について考えてみたいと思います。


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2. 策定する人材像の参考に!・・・ITスキル標準
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IT技術者の場合を考えてみます。

2002年末に経済産業省より「ITスキル標準」が公表され、IT技術者のスキルに
関する共通の指標(物差し)として、人材育成戦略の策定に取り入れる企業が
増えています。

情報処理推進機構(IPA)による電話アンケート調査(2005年3月公表)によると
ITスキル標準について「詳しく知っている」または「ある程度知っている」と
答えた企業の中で「既に人材育成・教育体系に取り入れている」という企業が
ITサービス事業者で28.8%、ユーザ企業で40.6%に達しています。「現在、導入
を検討中である」という企業まで含めると、ITサービス事業者、ユーザー企業
ともに約65%がITスキル標準を活用しようとしているのです。

この背景としては、ITスキル標準を参考にすることで自社の社員に求める人材
像やスキル指標を策定し易くなったことが挙げられると思います。「あるべき
人材像の明確化」には非常に有効なのではないでしょうか。


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3. スキルの棚卸しを継続的に行うことの大切さ
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あるべき人材像を明確にした後、必要となるのが、現在の社員のスキルレベル
がどのような状況になっているのかを把握することです。

人材像との「ギャップ」を把握することで、次のことが明確になります。

 ①どのスキルをどのレベルまで向上させることが必要か
 ②スキルレベル向上のためにどのような教育を実施すべきなのか

これにより、あるべき人材像に対するスキルパスが明確になり、社員はこれを
参考にして自身のスキルアップ計画を立て易くなります。冒頭に述べたような
「自発的に学習して能力を高めていく社員・組織」に近づくことができるかも
しれません。

効果的な人材育成施策を立案し、実行するためには、「スキル把握」は欠かせ
ないのです。

 ・あるべき姿と現状スキルとのギャップを把握
        ↓
 ・それを埋めるための教育施策を実施
        ↓
 ・スキル把握を行い効果を検証する

というような、継続的なサイクルを回して人材育成のフレームワークを改善・
進化させることが、企業価値向上に繋がり、市場に対する競争優位を築くこと
になるのではないでしょうか。


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4. スキル診断ツール「SkillCompass/ITpro」導入事例のご紹介
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あるメーカーの情報システム子会社であるA社は、2年前まで親会社のシステム
の開発・保守・運用を主な業務としていました。しかし、製造業界を取り巻く
ビジネス環境の変化により、親会社依存ビジネスの脱却を決断しました。
これまで蓄積されたノウハウを生かして、システムの企画から開発・運用まで
を請け負うソリューションビジネスの市場に参入することになったのです。

当然ながら、そのためには、ソリューションビジネスを遂行することができる
人材が必要となります。この会社の人材育成部門では、新規での市場参入とい
うことを考え、社員を市場で競争できる能力に引き上げることが、まず最初に
取り組むべき重要な課題と捉えました。

このような「市場競争力の高い人材」を育成するためには、社員の技術レベル
がどの程度の市場競争力を持っているのか、競合他社に対して優位性があるの
かというような「自社のスキルレベル」を把握する必要があります。

このとき目を付けたのが、経済産業省が策定した「ITスキル標準」でした。
このITスキル標準を「物差し」として活用することを考えたのです。そして、
社員のスキルレベルを診断するツールとして、このITスキル標準に対応してお
り、競合他社との比較も可能なSkillCompass/ITproの採用に至りました。

それから2年経過した現在、SkillCompass/ITproを使用して以下のような人材
育成のサイクルを実現させ、効果を上げています。

 1) SkillCompass/ITproにより、自社のスキルレベルおよび自社の市場競争
   力を把握する。

 2) 1)の結果から、自社の弱みであり、かつソリューションビジネスに必要
   なスキルを強化対象とし、重点的な育成を行う。
   ・若年層:Javaによるプログラミング力、ビジネススキル 
   ・中堅層:プロジェクト管理、企画/分析力
  
   個人レベルでは、診断結果を利用して上司と面談を行い、個人ごとの
   スキルアップ目標を設定し育成を行う。
  
 3)1年後に再度SkillCompass/ITproを実施し、スキル強化対象の育成効果の
   評価及び、スキル強化対象の見直しを図る。併せて個人のスキルアップ
   状況を把握する。

初めてSkillCompassを実施した際、その結果には少なからずショックを受けつ
つも冷静に現実を受け止め、会社全体として人材育成に取り組んだ成果を挙げ
た一例です。


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5. 読者アンケートご協力のお願い
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 今回のテーマはいかがでしたか?
 当メールマガジンでは皆様のご意見を募集しております!
 「今回はこれが面白かった!」「こんなテーマを取り上げて欲しい!」など
 皆様の評価やご要望をぜひお聞かせください。

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【編集後記】
会社の有志で草野球をやってます。今回はいつもと違う相手と対戦。オジサン
ばかりだから楽勝だ!なんてナメてたら最終回に見事に逆転されました。聞け
ば毎週のように試合をしておりチーム自体20年近く続いているとのこと。外見
で戦力を判断しちゃダメですね。。自分たちもオジサンなんだから。。。(K)

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[発行] 株式会社富士通ラーニングメディア「KW通信 for LEADER」編集局
    東京都港区芝公園4-1-4 メソニック38MTビル 電話:0120-860-503
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