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【KnowledgeWing通信(for LEADER版) 2004年12月9日 第4号】

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 「彼に任せるのはまだチョットな・・」その不安の原因とは?
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 肌寒くなったかと思うと、突然気温が上がる日があります。こんな時はとか
く体調を崩しがちです。くれぐれも健康管理には気をつけましょう。

 今回は、SEの顧客対応に必要なスキルを取り上げました。「彼に任せるの
はまだチョットな・・」という不安を抱かれたことはないでしょうか?その
不安を払拭する方法をご一緒に考えてみましょう。

∞【目次】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1. あるシステム開発会社の悩み
2. 本質を見抜く力
3. 実地訓練を繰り返すということ
4. 読者アンケートご協力のお願い
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ The possibilities are infinite ∞∞∞∞∞∞

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1. あるシステム開発会社の悩み

 あるシステム開発会社が連続して大型商談をまとめ、社長以下役員たちが大
喜びしている一方、人事部の田中部長とシステム部の鈴木課長が何やら難しい
顔で話をしています。

田中B:大口受注で人手が足りないと嬉しい悲鳴をあげているそうじゃないか。
鈴木K:そうなんですよ。ただ来年4月からプロジェクトが始まるA社を佐藤君に
   任せようしているんですが、心配でしてね。B社は高橋君が仕切ってくれ
   るので安心しているのですが・・・。
田中B:佐藤君は真面目でプログラミングの知識も経験も豊富で、コミュニケー
   ションもうまいと聞いているのだが、何が心配なのかね?
鈴木K:彼は、確かにプログラミング経験等は豊富です。コニュニケーション力
   も問題ありません。しかし、今までは高橋君の指示を形にするのが主な
   仕事だったので、それだけでも通用したのですが、自分で客先へ行き、
   顧客の要件をまとめ、仕様を決定していくとなると、多少経験不足のよ
    うに思えます。
田中B:そうか。でも、A社のプロジェクトは来年度に早速始まるんだろう?ど
   うするんだい?
鈴木K:それまでに少しでも多くの顧客訪問に同行させて、OJTで鍛えようとは
   思っているのですが・・・・・。

皆様の会社でも、こんな会話、聞かれませんか?仕事を任せられる「高橋君」
と、多少不安の残る「佐藤君」の大きな違いは何なのでしょうか?

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2. 本質を見抜く力

SEに限らず、多くの仕事において、次のことが言えます。

 「入社間もない頃は、『技術的な力』を要求されることが多く、年齢を重ね
仕事の責任が重くなるにつれ、『ものごとの本質を見抜く力』が強く求められ
るようになる。」

前述の佐藤君の場合、「技術的な力」については、全く問題ないようです。と
ころが彼は今、「一人で客先に出る」という一つの壁を越え、より「本質を見
抜く力」が必要とされる領域に近づこうとしています。壁の向こうの世界で必
要な力とは何でしょうか?
この段階で必要な力は次の2つになると考えられます。

   1)全工程を見渡す力
   2)汎用的に使える「問題解決力」

まず、1) 全工程を見渡す力について考えてみます。

例えば、「仕様変更」が発生したとき。
プログラミングだけを行っていた人は、単に「プログラムをなおせばいい」と
考えてしまいがちです。しかし、これでは問題で、「要員の再配置をどうする
か」、「スケジュールにどのような影響が出てくるか」、その結果「納品期日
にはどう影響するか」くらいは、しっかりと考慮に入れた上で変更を行わなけ
ればなりません。

次に、2) 汎用的に使える「問題解決力」について、考えてみます。

これは、一つのプロジェクトを行ったときの問題解決の軌跡を、その場で終わ
らせるのではなく、一つのストックとして、次のプロジェクトの問題解決に活
かすということが基本になります。これらのストックを数多く持ち、ある程度
体系化して整理をしておけば、「新しい仕事が来てもうろたえないための下地
をつくっておく」ことが可能です。

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3.実地訓練を繰り返すということ

 個々の製品知識や、プログラミングの技術修得については、書籍や、研修受
講で十分カバーできると思われます。では、前述の「顧客対応を行うSEに必要
なスキル」を身につけるには、どうすればよいのでしょうか?

「全工程を見渡す力」について、考えてみます。システム開発の工程は、以下
のような流れで行われます。

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 要件分析⇒システム設計⇒プログラミング⇒テスト⇒運用管理  
----------------------------------

1)の「全工程を見渡す力」をつけるには、まずは、OJTをとおして、一つのプ
ロジェクトについて、上記の全工程を体験してみることが効果的といえます。
また、数多くの事例を学ぶことも効果的です。

次に、2)の汎用的に使える「問題解決力」はどうでしょうか?これには、数多
くの事例を学ぶことも重要ですが、併せて、ある程度体系的な知識を学び、実
地訓練を繰り返すことが重要になってきます。

これらのスキルを効率的により短期間で修得し、市場のスピードに一歩でも半
歩でもリードしていくことが企業の競争力を維持する上で重要だと考えます。

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    ◆◇◆ 実践トレーニングシリーズのご紹介 ◆◇◆

    ***********************************************
    「短期集中型OJT」を研修を活用して行いませんか?
    ***********************************************

今まで述べてきた「顧客対応を行うSEに必要なスキル」は、比較的修得に時間
がかかりそうです。前述の佐藤君、これらの技術が不足しているようですが、
プロジェクト開始に間に合うのでしょうか・・・

こんな悩みを解決すべく、これらのスキルを短期間で身に付けるためのコース
を提供しております。

富士通グループのシステム開発の現場で蓄積した技術やノウハウをコース化し、
多数の事例をとおして、実務に則した技術を短期間で修得することができます。

「実践トレーニングシリーズ」詳細はこちら
→ http://www.knowledgewing.com/training/index.html?120901

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   Webアプリケーション開発力養成  実践トレーニング~Java編~
              -受講者アンケートより-
  ・Javaでの本格的な開発経験がないため、研修についていけるか
    どうか不安であったが、実際体験してみるとあらゆる面で分か
   り易かった。独習するよりも、レベル的に高目の講座へ出た方
    が良いということが体感できた。
  ・独学で書籍などから得ていた断片的な知識が、今回の講義で一
  連の流れとして体験することでつながった
  (特にUMLでの基本設計から詳細設計への推移について)。
  ・概要設計/詳細設計におけるシーケンス図、クラス図の作成方法
    が非常に参考になった。即、使えると思います。 
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3. 読者アンケートご協力のお願い

前回のアンケートでは多数の回答をいただきました。この場を借りてお礼申し
あげます。

今回のテーマはいかがでしたか?
「KW通信 for LEADER版」編集局では、当メールマガジンへの皆様のご意見を
募集しております。「今回はこれが面白かった!」「こんなテーマを取り上げ
て欲しい!」等、皆様の評価やご要望をぜひお聞かせください。
回答はこちらから↓
https://www.knowledgewing.com/c/kyo05.html?120901

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【編集後記】

 友人から依頼されて「冬ソナ」の編曲を行いました。流麗な旋律は一昔前の
日本の歌謡曲を想起させます。IT業界でもシン・クライアントの記憶が新しい
うちにリッチ・クライアントが出るなど、歴史は繰り返すものですね。  (F)

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◆メールマガジン「KW通信 for LEADER版」に関するお問い合わせ
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◆配信中止・アドレス変更に関するご連絡
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  contact.cgi?i=0000000000&v=L

[発行] 株式会社富士通ラーニングメディア「KW通信 for LEADER」編集局
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