1. ホーム >
  2. 人材育成情報 >
  3. KnowledgeWing通信

【KnowledgeWing通信(for LEADER版) 2004年11月11日 第3号】

このメールは当社の講習会にお申し込みいただいた責任者の方、セミナー、展
示会にご来場または名刺交換をさせていただいた方、また資料をご請求いただ
いた方にお送りしております。

 ■メーラーの設定を等幅フォントにすると、より見やすくなります。
 ■配信中止・アドレス変更に関しては、本メール文末をご覧下さい。


━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
 研修はカリキュラムが良ければいいのか?
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

 先月は大型台風や新潟県中越地震が多大な被害をもたらし、普段は意識して
いないハイパーレスキュー隊員がクローズアップされる機会が増えました。新
人同様、レスキュー隊員にも新人研修が施されます。ハシゴ車でビルに横付け
するなど、実戦さながらの訓練を新人時代から体験させることにより、一人前
のレスキュー隊員が育ちます。今回は、新人研修はカリキュラムが良ければい
いのか、という点について考えてみました。

∞【目次】∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞
1. 新人研修の効果を上げる鍵はカリキュラムだけ?
2. 笛吹けど踊らない新人をどう導くか~実務課題の活用事例~
3. 読者アンケートご協力のお願い
∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞∞ The possibilities are infinite ∞∞∞∞∞

━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━
1. 新人研修の効果を上げる鍵はカリキュラムだけ?
━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━

■最近、新人に期待される修得スキルとは?

 つい数年前までIT業界では「新人はコンピュータの基本を理解していない」
「仕事ができない」という声をよく耳にしたものです。当時は新入社員に「原
理原則」を教えることが重要だという風潮にありました。

 一方、新人研修への期待は年々膨らんでいます。「原理原則」の修得はもち
ろん、最近ではお客様への対応を意識したスキルの修得も期待されています。

 ・コミニュケーションスキル、ネゴシエーションスキル
 ・お客様へのプレゼンテーションスキル

お客様への対応は、顧客の希望要件を確実に理解することから始まります。
上記の内容を演習・実習も交えて行うことにより、顧客対応力を新人のうちか
ら身につけさせる企業が多くなってきています。

■カリキュラムがよければよいのか?

 では原理原則に加え、今求められている、コミュニケーション等のスキルを
織り込んだ研修を行えば新人研修の効果を高めることができるのでしょうか?

 ただ単に、研修を受講させるだけでは、単に日程をこなして、講義⇒演習を
繰り返すことになりかねません。

 新人研修の最終目標は「新人を、会社が求める人材像に近づけること」であ
るはずです。そのためには、まず「求められる人材像」を明確に定義し、これ
を新人にしっかりと伝え、研修受講の「目的・意味」をしっかりと意識付けし
ておく必要があります。

最近では、「会社が求める人材像」として、例えば「プロジェクトメンバーと
して、現場で即戦力になれる」など、具体的に定義する企業が増えており、こ
れらを新人に意識させることで、かなりの効果が得られています。

「原理原則」「お客様への対応」等を意識したバランスのよいカリキュラムを
実施することに加え「会社が求める人材像」をより明確にし、この人材像を新
人により強く意識づけしておくことが、新人研修の効果を上げる鍵といえます。

--<pr>------------------------------------------------------------
◆◇◆ 2005年度 SEのための「新入社員研修サービス」のご紹介 ◆◇◆

富士通ラーニングメディアでは、教えられるのではなく、自ら考え成長してゆ
く「自律型人材の育成」をコンセプトとした2005年度版SEのための新入社員
研修サービスの申込受付を開始いたしました。
個人の自主性を重視した「気付き」を与える指導方法で、業務の疑似体験を含
む「実践型」の豊富なカリキュラムをご覧ください。
http://www.knowledgewing.com/newface/index.html?111101

==<コーヒーブレイク>==============================================

 八十四年ぶりに米大リーグのシーズン最多安打記録を塗り替えたイチロー。
彼がオリックスに居た頃、独自に開発した「振り子打法」に対する当時の首脳
陣の無理解に嫌気が差し、自ら二軍行きを宣言したこともあったそうです。
 しかし、その時の二軍打撃コーチが 「思う通りに打て!」 と言ってくれ、
ヤル気を取り戻して、のちの仰木監督との出会いで打棒が開花したそうです。
節目節目の出会いには、おおきな存在となる人が居るものですね!

==================================================================

━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━
2. 笛吹けど踊らない新人をどう導くか~実務課題の活用事例~
━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━

 新人SE研修で、「実務課題」を実施することにより、受講者に深く感激して
もらえた事例です。この事例からも「実務にどう役立つか」ということへの意
識が新人SE研修にいかに大切かが分かります。

◆事例:研修内容を業務へ関連付ける「実務課題」の効用━━━━━━━━━

 ある企業の教育推進リーダーが、自社の新人SE研修を実施するにあたり、
 「研修内容と業務の関連付けを行う」というミッションを背負い悩んでいた。
 弊社と相談を重ねた結果、弊社の提供している標準的な研修カリキュラムに
 現場での業務内容を一部盛り込み、ロールプレイングを豊富に取り入れて、
 「実務課題」という研修プログラムを開発した。

 --実務課題の概要(新人研修の全日程40日中、20日間)----------------
 概要:受講者は数名ずつのチームに分れ架空のシステム開発会社を作る。
    顧客に見立てた講師から、システム開発の要請があったことを想定し、
    引合いからシステム完成までを疑似体験する。
 内容:1)引合い:顧客訪問アポイント取り、顧客ヒアリング
      2)要件分析:顧客要件ヒアリング、要求仕様書の分析
      3)社内体制構築:プロジェクトチーム構成、役割分担
      4)検討:作業内容洗い出し、金額・スケジュール見積、提案書作成
      5)提案:提案書提出、Q&A、受注
      6)システム設計:必要機能の分析、システム設計、テスト
      7)レビュー:上司レビュー、顧客レビュー
      8)評価:成果発表会、講師からの総評・評価
 ---------------------------------------------------------------

 1)の「引合い」においては、臨場感を増すために内線電話でアポイントを取
 る練習をするなど、配属後すぐ実務で使える内容にした。

 2)で配布される要件仕様書は、現実感を出すために、意図的に無用な情報も
 含め 100ページ越の分量であった。限られた期間の中でこれを解読し、必要
 要件のみを抽出し提案書を作成するという作業は困難をきわめ、研修期間中、
 2度も徹夜作業になったチームもあった。

 1)から8)までを通じて随時行われるチームミーティングでは、受講者同士が
 相手の欠点を指摘し合うことも課題とされた。学生時代に相手を傷つけるの
 が嫌だった受講者は心理的抵抗があり、辛い思いを強いられたが、終了時に
 一回り大きくなった自分を発見して驚いた。

 8)の成果発表会で講師からねぎらいの言葉を受けると、達成感を感じ、感極
 って涙を流した受講者もいた。
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━

このようにして身につけたスキルは、「自分のもの」として、しっかり咀嚼さ
れているため、現場配属後に十分に活かすことができます。
当社では、今後も、こういった研修を多く行い、優秀なSEを一人でも多く育成
するお手伝いをしてゆきたいと考えております。

━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━
3. 読者アンケートご協力のお願い
━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━*━

今回のテーマはいかがでしたか?
「KW通信 for LEADER版」編集局では、当メールマガジンへの皆様のご意見を
募集しております。「今回はこれが面白かった!」「こんなテーマを取り上げ
て欲しい!」等、皆様の評価やご要望をぜひお聞かせください。
回答はこちらから↓
https://www.knowledgewing.com/c/kyo02.html?111101

~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~*~
【編集後記】
 車とスピードを愛する私は、今月号の原稿をチェックしながら仮免許(新人)
時代を思い出しました。夕暮れ時、70年代の音楽を聴きながら運転する自分
の姿を想像すれば、気難しい教官に怒られても苦になりませんでした。(K)
-----------------------------------------------------------------

====================================================================
◆メールマガジン「KW通信 for LEADER版」に関するお問い合わせ
 https://www.knowledgewing.com/contact/640/contact03.html
◆配信中止・アドレス変更に関するご連絡
 https://www.knowledgewing.com/cgi-bin/q/oth/641/
  contact.cgi?i=0000000000&v=L

[発行] 株式会社富士通ラーニングメディア「KW通信 for LEADER」編集局
    東京都港区芝公園4-1-4 メソニック38MTビル 電話:0120-860-503
 http://www.knowledgewing.com/index.html

====================================================================
 私たちは最高水準の「知」のサービスを提供することにより、利益と成長を
 実現し、真に豊かで生きがいのある社会の発展に貢献します!